2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「RDBMS」と「NoSQL」の比較

【1】「RDBMS」- ACID特性 RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)は、ACID特性という概念に基づいて設計されている。 ACID特性とは、トランザクション処理において必要とされる4つの要素、Atomicity(原子性)、Consistency(一貫性)、Isolation…

データベースを分類する2つの軸、4つのエリア

【1】重視する性能による分類軸 ①ターンアラウンドタイム重視 →クエリの応答速度を重視 ②スループット重視 →単位時間あたりのデータ処理量を重視 【2】性能拡張モデルによる分類軸 ①「スケールアウト」によって性能拡張できるもの(「スケールアップ」でも…

「分散KVS(Key-Value Store)」と「可視化」 その2

で、今のところの情報を整理してみる。KVSとはKeyとValueの組み合わせでデータを管理する仕組み。 RDBのデータ構造と比較して、「単純なデータ構造」であるために高速化を実現する。 KVSは、大きく分けて①「揮発性KVS」と②「永続性KVS」がある。①「揮発性KVS…

「分散KVS(Key-Value Store)」と「可視化」

データベースにも得意・不得意がある。 KVS(Key-Valueストア)は、RDB(リレーショナルデータベース)と比較して分散化のコストが安く、負荷分散に強く、可用性が高いそうだ。RDBが得意なものはRDBを使う、KVSが得意なものはKVSを使う。そうして、RDBとKVSの…