オムニチャネル戦略

G1サミット2017
第3部分科会B「コマース革命で日本が世界の模範となるために、企業はどう動くべきなのか」
(2017年3月18日開催/北海道ルスツリゾート

青井 浩:株式会社丸井グループ 代表取締役社長
伊藤 順朗:株式会社セブン&アイ・ホールディングス 取締役常務執行役員
小澤 隆生:ヤフー株式会社 執行役員 ショッピングカンパニー長
岡島 悦子(モデレーター):株式会社プロノバ 代表取締役社長

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欲望の資本主義2018

「欲望の資本主義2018 第10章 ゲームは終わらない」より

◆2018年 ルトガー・ブレグマン(歴史家・ジャーナリスト)(オランダ)
アメリカの歴史の中で誰もが忘れているある逸話があるんだよ。
実はニクソン大統領は70年代のはじめ、ベーシックインカムを施行させる寸前だった。
当時ほとんど誰もがベーシックインカムが施行されることを信じ切っていた。
有名な左派の経済学者ガルブレイスも賛成していたし、
右派で新自由主義者フリードマンも賛成していた。
誰もが支持していたからニクソンは「僕が大統領になったら実行する」とね。
彼の提案は二度議会を通過した。
だが民主党はもっと高いベーシックインカムにすべきだと主張して折り合わなかった。
二度ともね。

もう一つの歴史の皮肉はアメリカで行われたベーシックインカムの社会実験だ。
結果は文句のつけようがなかった。
社会保障費は下がり、犯罪は減少。
子供の成績は上がり、人は労働をやめなかった。
だけどただ一つ 離婚率は上昇した。50%ほどね。
すると共和党など保守派は皆「ベーシックインカムは採用しない」と決めた。
女性がより独立してしまったら男性は良い結婚生活を送れなくなる、ダメだとね。
こうしてベーシックインカムはアメリカで忘れ去られることになった。

ただわずか10年後、ある研究者が当時の統計の誤りを発見した。
離婚率は上昇していなかった。時すでに遅しだ。
偶然が絡み合った奇妙な歴史だ。
もしもアメリカがベーシックインカムを採用していたら、
影響は計り知れなかっただろう。

変貌する資本主義。

◆ 2015年 タモリ森田一義
まあ、経済学者でも何でもないですから、ド・デカいことをぶちかましてよろしいですか?
あのーこれ日本だけじゃなくて、各国、資本主義というのが、ま、行き詰ってますよ、ほころびもあるし。かといって共産主義はもう全部ダメだというのが分かったわけですよ。
じゃあ、資本主義というものを全く違うモノにするのか?これもちょっと考えにくい。
そうすると「この資本主義に何か手を加えて、より良いものにしなきゃいかん」と思うんですよね。
で、それが果たして何なのか?ちょっとボランティアの方向にも興味はあるんですけど、その手立てになるんじゃないかと思うんですが。
やっぱり、大多数がそれを合意できるような何か、これ手を加えて、ちょっと違う新たな資本主義ができるのは、日本の「勤勉さ」と「従順さ」「秩序さ」、それを持っている国民の日本じゃないとひょっとしたらできないんじゃないか?と思うんですよね。それを世界に先駆けてやれるというのは、日本ぐらいじゃないかと思ってるんですよ。

(NHK 欲望の資本主義2017 のナレーションより)
人間がどんなに利己的だとしても、その本性の中には何か別の原理がある
道徳感情論」1759年 アダム・スミス
経済学の父、アダム・スミスは「国富論(諸国民の富の性質と原因に関する研究)」の前に
もう一冊、重要な書を表している。
彼は気づいていたのだ。利己的な競争の他に、社会にはもう1つのルールがあることを。

◆トーマス・セドラチェク(チェコの経済学者)
アダム・スミスの書には困惑させられる。『国富論』では”社会を接着するのに必要な「糊(のり)」は自己利益それだけで十分だ”と言っている。しかし、もう一冊では全く反対のことを言っている。
道徳感情論』の1行目でこう言う。
”人は何も得なくても他人に対して善行を施す性質を持っている”
完全に分裂している社会の「糊(のり)」は「共感」というわけだ。
確かに私たちは赤の他人に対しても苦しんで欲しいとは思わない。
挨拶は”どうぞ良い1日を”だよね。
人はお互いの幸せを望み合うっていうことの証だ。
まさか”どうぞ悪い日を”とは言わないよね。
ここにこそアダム・スミスに対する誤解がある。
アダム・スミスは「社会には2本の足がある」と言っているんだ。
1つは「利己主義」、もう1つは「共感」だ。
もしも片足だけで立とうとすれば、何か大事なものを失うことになるだろう。

マネー・ワールド 資本主義の未来 第1集 世界の成長は続くのか
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マネー・ワールド 資本主義の未来 第2集 国家VS.超巨大企業
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マネー・ワールド 資本主義の未来 第3集 巨大格差 その果てに
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“経済書の古典” カール・マルクスの「資本論
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ケインズの「雇用、利子および貨幣の一般理論
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